結論
- 神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(太陽光7万円/kW、蓄電システム15万円/台)は、第1期・第2期とも予算到達で受付を終了しています。
- 2026年9月24日時点で蓄電池に使える主な制度は、**川崎市(10万円/kWh、上限70万円)と相模原市(蓄電池またはV2H 20万円)**です。
- 横浜市(YGrEP)、藤沢市の蓄電池関連の制度は受付を終えており、横須賀市の個人向け蓄電池は2026年9月16日申請分で予算終了です。
- 国の既存住宅向け蓄電池補助(DR家庭用蓄電池事業)も2026年5月29日に受付終了しているため、市の制度が中心になります。
- 最新の一覧は神奈川県の補助金ページで確認できます。
神奈川県の補助金(2026年度)の状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金 |
| 補助額 | 太陽光 7万円/kW、蓄電システム 15万円/台 |
| 受付 | 第1期 受付終了、第2期 2026年9月7日〜9月30日(電子申請・先着順) |
| 状況 | 第1期・第2期とも予算到達で受付終了 |
| 主な条件 | 太陽光と蓄電池の同時導入、耐震性能を確保した県内住宅(賃貸除く)、申請者本人が申請(代行不可)、交付決定後着手、2027年3月31日までに完了 |
※出典:神奈川県公式ページ(確認日:2026年9月24日)
県の制度は太陽光と蓄電池の同時導入が条件で、申請も申請者本人が行う(代行不可)仕組みでした。来年度以降に同様の制度が実施される場合に備えて、この2点は覚えておくとよいでしょう。
市の蓄電池補助金(2026年度)
| 市 | 制度 | 蓄電池の補助額 | 受付・状況 |
|---|---|---|---|
| 川崎市 | 太陽光発電設備等設置費補助金(個人住宅・蓄電池) | 10万円/kWh(設置費用の1/2)。新規太陽光と連系:上限70万円、FIT太陽光・既設と連系:上限30万円 | 2026年4月24日〜12月28日(予算状況で早期終了の場合あり) |
| 相模原市 | 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(自家消費コース) | 蓄電池またはV2H 各20万円(一律) | 第1期 2026年9月30日必着、第2期 2027年2月1日〜2月26日必着 |
| 相模原市 | 住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金 | 補助対象経費の1/3(上限51万円) | 2027年1月29日必着(先着順)。リース・PPA事業者が申請し利用者に還元 |
| 横須賀市 | 重点対策加速化事業費補助金 | 蓄電システム+工事費(税抜)の1/3(上限あり) | 個人向け蓄電池は2026年9月16日申請分で予算終了(太陽光は受付継続) |
※確認日:2026年9月24日
川崎市のポイント
- 太陽光発電と連系していることが条件です。
- 新しく太陽光を設置して連系する場合(上限70万円)と、FIT太陽光や既設の太陽光に連系する場合(上限30万円)で上限が異なります。
- 交付決定前の着工は対象外です。工事完了期限は2027年1月31日です。
相模原市のポイント
- 自家消費コースは、太陽光と連系する定置用リチウムイオン蓄電池またはV2Hが対象で、年間予定470件です。
- 期ごとに「完了した設備」を受け付ける方式で、第1期は2026年4月1日〜9月30日完了分、第2期は2026年10月1日〜2027年2月26日完了分です。
- 初期費用ゼロ(リース・PPA)の制度は、個人ではなく事業者が申請し、利用者に還元する仕組みです。
受付を終えている制度
- 横浜市(YGrEP):蓄電池は12万円分(よこはまグリーンPay)の支援でしたが、当サイトでは受付中の制度として掲載していません。
- 藤沢市:自家消費型の太陽光・蓄電池・HEMS同時設置の補助は2026年8月18日に募集終了、住宅用太陽光パネル等設置費補助金(蓄電池1件5万円)は蓄電池区分が7月28日に受付終了しています。
- 横須賀市:個人向け蓄電池は2026年9月16日申請分で予算終了です。
神奈川県で蓄電池を設置するときの進め方
1. 市の制度の「着工前・着工後」を確認
川崎市のように交付決定前の着工を認めない制度では、契約・工事の前に申請が必要です。相模原市の奨励金のように完了後に申請する方式もあるため、市ごとに手順を確認しましょう。
2. 太陽光との組み合わせを確認
神奈川県内の市の蓄電池補助は、太陽光との連系を条件とするものが中心です。太陽光が既にある場合、川崎市では上限額が変わる点にも注意が必要です。後付けの場合は、既設の太陽光のパワコンを活かす単機能型か、交換を伴うハイブリッド型かによって工事内容が変わります。
3. 早めに見積もりを取る
2026年度は県の制度も一部の市の制度も予算到達で早期に締め切られました。補助金を使う予定なら、受付状況を確認しながら早めに複数社の見積もりを取り、申請に必要な書類(見積書、機器の仕様書など)をそろえておくと手続きがスムーズです。